第3回 日本自費出版文化賞(社団法人日本グラフィックサービス工業会主催・自費出版ネットワーク主管)の作品の応募が1999年後半に行われ、全国から1051点の応募があった。2000年1月から全国審査委員による第1次選考、4月の第2次選考会を経て最終選考には、64点残った。最終選考会(歴史家の色川大吉選考委員長)が6月1日、東京・吉祥寺ホテル東急インで開かれた。日本自費出版文化賞に大濵永丞の【大濱永丞私史ー八重山『濱の湯』の昭和ー】(個人誌部門)、大濵永亘『八重山の考古学』(地域文化部門)の父子が選ばれた。(日本自費出版文化賞は日本の出版文化の重要な一翼を担っている自費文化の振興をはかる目的で1977年に設立された賞。朝日新聞社が後援している。)